購入手続きや探しやすさ・住み心地の違いなどを新築と中古とで比較!

【神奈川県横浜エリアで戸建ての未公開物件に強い不動産会社ガイド
神奈川県で未公開物件を探している方必見の必読情報サイト
ホームタウンよこはま
株式会社スミタイ
朝日土地建物
  1. 【新築VS中古】購入手続きや探しやすさ・住み心地の違いなどを比較

新築VS中古で比較しました。購入手続き・探しやすさ・住み心地など

購入時の手続きの違いを知っておこう

購入時の手続きの違いを知っておこう

マイホームを購入するときには、戸建てかマンションか、それも新築か中古かを検討するのが第一段階となりますよね。ここでは一般的な新築物件と中古物件の購入時の、手続きの違いを比較します。 まずは新築・中古ともに住宅情報サイトや折り込みチラシなどで情報を得る「物件探し」からスタート。大々的に販売宣伝している新築マンションや新築戸建て、リフォーム済みの中古物件は情報を得やすいですが、特に中古では不動産会社(仲介会社)に相談して物件情報を集めてもらうのもおすすめです。では、見学から引き渡しまでの違いは表で見ていきましょう。

  新築 中古
見学 モデルルームで見学ができる。現地に足を運べばすぐに見学できる場合と、事前予約が必要な場合がある。 売主が入居中のケースもあるので、まずその物件を扱う不動産会社(仲介会社)に問い合わせ、売主側とスケジュールの調整をしてもらい見学となる。中古物件を不動産会社が買取り、リフォームして現地販売していることもある。
購入の申し込み 販売会社に購入の申し込みをする。新築マンションの場合、購入申し込み金(買付証拠金)が10万円ほど必要になることも。購入申し込み金は、売買契約に至った場合には手付金の一部に充当される。 不動産会社(仲介会社)に買付証明書を提出することで申し込みとなる。購入申し込み金は不要なことがほとんど。不動産会社(仲介会社)を通して、売主と購入額・手付金・引き渡し時期についての交渉をし、両者が合意すれば契約に至る。
契約 売主と売買契約を結ぶ。手付金や印紙税などが必要。仲介会社を通して購入する新築一戸建てでは仲介手数料が必要。 売主と売買契約を結ぶ。手付金や印紙税の他に、仲介手数料が必要。
引き渡し 完成物件であれば即入居が可能だが、完成前の新築物件を購入した場合には引き渡し・入居まで数ヵ月~1年を要することもある。 売主との都合がつけば、スピーディーに引き渡し・入居できる。

このように購入手続きにおいては、中古物件では売主との交渉や調整が必要、という点が一番の違いになりそうです。ただし交渉や調整は不動産会社(仲介会社)が行ってくれることですので、その点について気を揉む必要はありません。あとはお子様の入学や仕事の都合などで引越しを急いでいるのであれば、即入居できる新築か中古という選択になるでしょう。

安全で住み心地がいいのはどっち?

安全で住み心地がいいのはどっち?

安全で住み心地のいい住まい――その大きな基準となるのは「耐震性」と「セキュリティ面」と「設備面」になるかと思います。それぞれ新築と中古でどのように違うのでしょうか?

耐震性

新築の場合は高い耐震性が施されていることがほとんどですので、注意したいのは中古の場合です。1981年6月は建築基準法の耐震基準が変更になった、住宅の大きな転換期と言えます。1981年6月以降に確認申請を取得して建てられた「新耐震基準」の住宅であれば、マンション・戸建てともに「震度5程度の地震では損傷せず、震度6~7程度の地震でも倒壊・崩壊しない」とされています。そのため中古物件を探すなら1981年6月以降の物件にするか、それ以前に建てられた住宅であれば耐震診断や耐震改修を行うほうが安心と言えます。また、新耐震基準以降に建てられた住宅であったとしても、大きなヒビがあったり、ドアのたてつけが悪い・雨漏りの跡があるなど、少しでも不安な点があれば耐震診断を受けるほうがよいでしょう。

セキュリティ面

これは主にマンションの話になりますが、中古物件でもオートロック・防犯カメラ・TVモニター付きのインターホン・宅配ボックスなどセキュリティ面が充実しているマンションは数多くあります。新築でないとセキュリティ面がイマイチ、ということはありません。 ただし築年数の古いマンションではオートロックがないものもあります。気になる場合は個人でセキュリティ会社と契約するといった対策をとられる方もいます。

設備面

設備面についてはどんどん進化しているので、新築のほうが充実している傾向にあります。 食器洗い乾燥機や浴室換気暖房乾燥機はもちろん、生ごみを排水溝に入れるだけで粉砕して流してくれるディスポーザーやミストサウナが標準搭載されている物件もあります。ただし中古物件でもリフォームで追加できる設備もありますし、築年数の新しい物件であれば最新とまで言わなくとも色々な設備がついている物件も数多くあります。

以上の3点についてピックアップしましたが、結論としては、中古でも選び方次第で安全で快適な住まいが手に入ります。逆に新築でも中古でも、これらのポイントをロクに見ないで決めてしまうことだけは避けてください。

希望の広さ、間取りが見つかりやすいのは?

購入時の手続きの違いを知っておこう

マンションにおいては、専有面積60~70㎡のファミリータイプが多いのはズバリ新築です。一方、中古では50㎡程度の物件が多い傾向にあります。マンションは築年数が古いほど専有面積が狭くなる傾向にありますので、マンションで広さがほしい方は新築か、比較的築年数の新しい物件を探すと見つかりやすいでしょう。

一方で戸建てにおいては、中古のほうが建物面積が大きい傾向にあります。新築の建物面積は90~110㎡がメインですが、中古では130㎡以上の広い物件も多く見られるというデータもあります。とにかく大きな戸建てを!ということであれば中古が有力かもしれません。それ以外であれば新築も中古も両方視野に入れて探しましょう。

次に間取りですが、マンションにおいては部屋数は減少していて一部屋あたりの面積が大きくなっているというのが昨今の傾向です。特に、リビングを大きくとる間取りが人気となっていますが、このような間取りは築年数の浅い中古でも見つけられるでしょう。新築の戸建てでもリビングを広くとる間取りが主流で、2階に続く階段がリビング内にある「リビングイン階段」など、家族とのコミュニケーションが取りやすい間取りが人気となっています。間取りについては多くの物件を見ることで自分の好みや理想が見えてきますので、だいたいの広さを決定したら、新築・中古問わず色々な物件の間取りを見ることをおすすめします。

エリア別で言うと、一般に都市部では専有面積がさほど広くないシングル・カップル向けのマンションが多く、郊外には戸建てが多い…と思われがちです。ですが横浜では新興住宅地の都筑区・青葉区・港北区などで新築マンションが多く、神奈川区のような中心部では意外にも戸建てが多かったりします。想像だけでは分からないことも多いので、やはり地元の不動産会社に情報を聞くのが一番。掘り出し物件が見つかるかもしれません。