未公開物件と言える条件は？

未公開物件の条件って知っていますか？

未公開物件の条件について簡単にまとめてみました。

売主や業者側の諸事情により、情報の一般公開を認められていない物件を指します。インターネット上で検索しても、情報は出てきません。会員登録をすることで、未公開物件の閲覧が可能になります。

また、不動産会社の間だけで扱われる、一般の人が閲覧できない物件情報サイト上のみで公開されている物件のことを、未公開物件と言います。へー、そうなんだ、と思われたでしょう。この後、未公開物件の定義や不動産会社間のみ閲覧可能なサイトについて、もう少し詳しくご説明していきましょう。

未公開物件の定義とは？

未公開物件とは、インターネット上のホームページ等において、一般公開できない物件情報のことです。未公開物件の情報を得るには、不動産会社にて直接条件などを話して、後ほど希望に沿った物件を提案してもらうというパターンと、インターネットで会員をして閲覧が可能になるパターンの2種があります。

また未公開物件は、ごく限られた不動産会社のみの扱いになり、一社のみの取り扱いの場合には呼び名が完全未公開物件と変わります。不動産会社のネットワークであるレインズでのみ公開されている物件情報に関しても、未公開物件といいます。

未公開物件の定義は、まだまだはっきりとしていない部分が多く、非常に曖昧です。前述した、インターネット上で一般公開していない物件を未公開物件とする場合もあれば、レインズでのみ閲覧可能な物件を未公開物件とする場合もあるのです。各業者によってその定義の曖昧さが変わってくるところもあるので、気になる方は事前にホームページ等で確認しておくと良いでしょう。

「レインズ」について

物件情報を探していると必ずと言っていいほど見かけるレインズというワードがありますが、これは一体何なのでしょうか？レインズとはReal Estate Information Network Systemの略で、1988年からスタートした不動産流通標準情報システムのことを言います。運営そのものは、国土交通省から認定を受けた4つの地域、東日本、中部圏、近畿圏、西日本の指定流通機構が担っています。

例えばですが、東日本の流通機構の呼び名は東日本レインズ、近畿圏であれば近畿レインズなどと呼ばれています。レインズに登録をしている不動産会社が、売主から依頼を受けた場合この物件の情報をレインズ上に登録していくことで、閲覧が可能となります。物件の売買情報がかなりリアルタイムに閲覧ができるので、新鮮で質の良い掘り出し物件が見つかるのです。

レインズを利用できるのは、レインズに登録をしている不動産会社のみになりますので、一般の人間では閲覧ができませんので、物件の希望条件などを伝えて不動産会社側にレインズで探してもらうという流れになります。

またレインズに登録することで、売り手側はたくさんの不動産会社から購入を検討してもらえて売却が早い段階で叶うこと、今までの取引などから市場の動向を把握することが可能なるので物件の適正価格を決めることができるということなどのメリットがあるのです。

買い手側は、売り手側の適正価格の決め方のおかげで適正価格で物件を購入することができること、物件情報を最新で知ることができることなどのメリットがあるのです。