マンションと一戸建てで買うときや買った後の住居費を比較してみました

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  1. 【マンションVS一戸建て】買うとき・買った後の住居費の違いを比較

買うときや買った後の住居費の違いをマンションと一戸建て比較

買うときにかかる費用の内容は?

買うときにかかる費用の内容は?

この記事を読んでいる方の中には、マンションにするか一戸建てにするか、まさにいま悩んでいる!という方もいらっしゃると思います。ここではマンションと一戸建ての気になる「費用面の違い」について比較してみます。

マンションにしろ一戸建てにしろ、購入時には印紙税や登記費用などの諸費用がかかりますが、全体的に一戸建てのほうが高いです。購入時諸費用の目安はマンション(新築)なら物件価格の3~5%、一戸建てなら6~10%と言われています。もし購入価格が3,000万円なら、3%だと90万円、6%だと180万円というわけです。かなり大きな金額になることが分かりますね。諸費用の中でも、マンション一戸建てで金額に差が出るものは下記です。

登録免許税

土地と建物の不動産登記にかかる税金。10~20万円が目安だが、土地面積が広い分一戸建てのほうが数万円高くなる。認定長期優良住宅・認定低炭素住宅では軽減税率が適用となる。

仲介手数料

一戸建てでは、仲介会社に仲介手数料を払うことが多い。新築マンションならかからない。 一般的な手数料額の計算方法:(物件価格×3%+6万円)+消費税

特約火災保険料

一般的な木造一戸建ての場合30~40万円かかるのに対し、鉄筋コンクリート造のマンションは数万円。ただし、準耐火構造(準耐火性能をもつ構造)の要件を満たしていれば木造より安くなる。

特約地震保険料

任意加入だが、一戸建てのほうが数万円高い。

水道負担金

新築一戸建てを購入する場合、新たに水道を利用するので必要になることがある。10~30万など、エリアによって金額は大きく異なる。かからないエリアもある。

修繕積立基金

新築マンションを購入する場合に必要となる。20~40万円が相場。

以上のように、戸建てでは仲介手数料がかかったり、登録免許税や火災保険料もマンションより高い傾向にあります。一方で、買った後の費用はどうなるのか次の項目で見ていきましょう。

買った後にかかる費用は?

買った後にかかる費用は?

結論から言いますと、住宅購入後の費用は一戸建てよりマンションのほうが高くなる傾向にあります。マンションでも一戸建てでも共通しているのは「住宅ローンの返済額」と「固定資産税・都市計画税」ですが、これに加えマンションには毎月「管理費と修繕積立金」の支払いがあるためです。

管理費と修繕積立金

マンションに住むは、エントランスや駐車場といった共有部分の維持・エレベーターの点検費用・管理会社への報酬といった「管理費」と、外壁の補修や建物の改修などに利用される「修繕積立金」の支払いが必要です。管理費+修繕積立金の平均は2万円程度。月2万円を60年支払うと1,440万円にもなります。さらに修繕積立金は5年後・10年後に値上げされる可能性があります。

メリットとしては、清掃や共有部分のメンテナンスは管理会社が手配してくれるため、維持する手間がかからないことです。一戸建てでは、手入れはすべて自分たちで行わなくてはなりません。マンションの管理費や修繕積立金を高いと考えるか、安いと考えるかは人それぞれと言えそうです。

固定資産税・都市計画税は一戸建てのほうが高い傾向

固定資産税と都市計画税は、毎年1月1日時点でマンションや一戸建てなどの固定資産を所有している者に課せられる税金です。こちらについては、土地面積が広い戸建てのほうが一般的に高いです。

共通して必要な「メンテナンス」の費用

一戸建てもまた、長く住んでいれば定期的な修繕が必要になるものです。修繕費は数万円で済む場合もあれば、数十万円~数百万円もの費用がかかる場合もあります。マンションも、修繕積立金はあくまで共有部分の修繕に使うものなので、専有部分のメンテナンスは自分で行う必要があります。

総括すると、一戸建ては購入時の費用が高め・マンションは購入後の費用が高めという結果でした。ますます迷ってしまうところですが、FP(ファイナンシャルプランナー)のいる不動産会社に相談して、資金計画を立ててもらうのも賢い選択です。